エンジニアは自分の仕事を黙々と行うものだというイメージを持っている人もいるかもしれない。そのためコミュニケーションを取るのが苦手な人がエンジニアを目指しているケースもあるだろう。
しかし、実際にはエンジニアはコミュニケーションを取る機会が多い。企業に勤めているエンジニアは、プロジェクトチームの一員として働くことが多いからだ。
プロジェクトの進行過程で不具合やバグが発生することは珍しくない。その不具合やバグが発生したときにエンジニアは他のチームメンバーとコミュニケーションを取りながら、問題の解決に取り組むことが多いと言える。
このようにコミュニケーションを取る機会が多いことで、コミュニケーション能力が低いエンジニアは自分が持っていたイメージとのギャップに苦労する。
この苦労を乗り越えるための手段として有効なのが交流会に参加することだ。コミュニケーション能力を高めるためには、多くの人と会話を行うのが手っ取り早い。その手段の1つが交流会への参加である。
IT業界ではエンジニアが集まる交流会が開催されることがあるだろう。その交流会に参加することで必然的に人と話す機会が増えるため、コミュニケーション能力が向上しやすいのである。
エンジニアが集まる場所であるため、同じような悩みを抱えている人と話せるというメリットも得られる。コミュニケーション能力を高めるために必要なことが何かを同業者から教えてもらえることもあるだろう。