エンジニアという仕事は業界によって働き方が異なる。例えばシステムインテグレーターと呼ばれる業界では大規模なシステムを開発することがメインの仕事となるため、様々な企業が参入する形で働くことになる。大量のエンジニアが集まって大規模なシステムを開発するという働き方になるため、1つでも作業にズレが生じると修正作業の規模も大きくなる傾向が強い。
システムエンジニアとしての実績や経験が豊富な人は、システムインテグレーターの業界ではコンサルティング業務を任されることも多い。この場合は自分がシステムを構築するのではなく、下請け企業に指示を行う立場で仕事が進む。

インターネット業界でエンジニアとして働く場合は、自社スタッフとしてアプリやゲームの開発を行う業務が多いだろう。SNSやスマホゲームの開発に携わる機会が多いのが、インターネット業界で働くエンジニアの特徴だ。
基本的には会社員としての扱いになるため、職場への通勤が必要になる。しかし、企業によってはテレワークを推進しているところもあるため、そのような企業に入社すれば自宅で仕事をするという働き方を選択できる可能性もある。
インターネット業界では外部への発注も多い。そのことを考えれば、実力のあるエンジニアはフリーランスという働き方を選択するのも悪くないだろう。フリーランスエンジニアになれば働く場所や働く時間に制限がないというメリットが得られる。自分のライフスタイルに合わせた働き方を選べるのがフリーランスの魅力だろう。